外出自粛のときの過ごし方(2)~座禅のすすめ~

みなさんこんにちは。

世の中、緊急事態宣言・外出自粛の厳しい状況が続いていますので、前回に続いて今回も、「外出自粛のときの過ごし方」について、書いてみたいと思います。今回のテーマは

「座禅」

です。

といっても私自身、何回か座禅体験に行ったことがあるとか、旅先の禅寺でちょこっと座らせてもらう、ぐらいの素人ですので、偉そうに語れるわけではないのですが、私の場合、座禅が終わったあとは、深い呼吸を続けていたことで頭がすっきりしているのと、つまらないことでイライラしたり落ち込んでいるようなときには、

「まあ、なんとかなるやろ」

的な、楽観モードに切り替わっていることが多い気がしますので、こういう厳しい局面を乗り切るには、なかなか有意義な過ごし方ではないかと思います。

ということで、ここでは、そんな素人だからこそ語れる「超簡単座禅法」をご紹介します。

座禅を知るには、都内でも開催されている「体験座禅会」に一度行ってみるのがよいのですが、外出自粛の中、今はどこも開催していません。そこで、おすすめしたいのが「座禅アプリ」です。

座禅に限らず、瞑想系のアプリは数多く出回っていますが、私のおすすめは

「雲堂」

という、無料アプリです。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.webimpact.new_undo&hl=ja

開始すると、最初、準備のためのインストラクションが流れますが、その後、鐘が鳴って座禅を始め、もう一度鐘が鳴って座禅を終える、というだけの、実にシンプルなアプリです。

(注:アプリを開始すると、最初ホーム画面が現れますが、これをタップするといきなり「本番」が始まってしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。あせってタップせずにしばらく待つと、開始画面になりますので、右下の「設定」や、真ん中の「 インストラクション用の動画 (座禅指南)」に進んでください)

始めの鐘と終わりの鐘の間の時間は、1分から99分まで、自由に設定できますが、その間は音楽や効果音が流れるわけでもなく、ただひたすら黙って瞑想する、という仕組みです。

インストラクションも男性の声で、この手のアプリにありがちな、癒し系のオネーサンの声を期待すると、ちょっと引きます。(インストラクション用の動画の方は、きれいな外国人女性がモデルです)

座り方とかは、インストラクションに従ってやればよいのですが、座っている間のポイントは、とにかく呼吸に集中する、ということです。

私の場合、

「ひとーーーーーーつ」

「ふたーーーーーーつ」

と、声に出さずゆっくり数えるようにしているのですが、その時、「ひとーーーーーー」で、ゆーーーーっくり息を吐いて、「つ」で短く吸う、という感じで、息を吐く方に集中するのがポイントです

もう一つのポイントは、よく言われる「瞑想中は何も考えてはいけない」という点なのですが、無理に何も考えないようにしようとすると、「何も考えないようにしよう、考えてはいけないんだ」ということを考えてしまっていることになります。

ですので、無理に考えないようにせず、いろんな考えが浮かぶのに任せます。ただ、その考えに深入りするのではなく、何か思いついたら

「それはあとで考えよう」

と言って、全部やり過ごします。ブックマークを付けて、画面を閉じてしまうのに似ています。

中小企業の経営者の方であれば、今は「資金繰りをどうすれば・・・」とか「使える補助金は・・・」とか「従業員の勤務は・・・」とか、深刻な悩みが頭から離れないと思いますが、そこを一旦、全部やり過ごします

経営者の方でなくても、「このままでは会社が倒産するかもしれない・・・」とか、「外出できなければ日銭が稼げない・・・(=私)」といった悩みは尽きないと思いますが、それも一旦、全部やり過ごします

そうやって、浮かんでくる考えを次々にやり過ごしていくと、意外にすぐ、考えることがなくなってきます。普段、いかに同じことをぐるぐる考えているかがよくわかります。(私だけかもしれませんが・・・)

で、全部ブックマークを付けて画面を閉じてしまうと、考えることがなくなってしまうので、自然に、周りの小さな物音や、自分のいる部屋の雰囲気、かすかな香りなどが感じられるようになったり、突然、忘れていた昔の記憶が画面になって思い浮かんだりします。たいていは楽しい記憶のことが多いです。

Google検索で、直近の検索ワード履歴をどんどん削除していくと、突然、随分昔に検索したワードが表示され、「あー、こんなことを調べていたときもあったな。すっかり忘れてた」みたいなことってありますよね?あんな感じです。

ただ、そんな昔の記憶について考え出すと、また考えている状態に戻ってしまうので、それもブックマークだけつけて、閉じます。それを繰り返します。通常の座禅会では、1セット(一柱=線香一本分、と言います)40分ぐらいですが、家では15~20分ぐらいで十分だと思います。

アプリさえ入手すれば、だれでも自宅で今すぐできますので、やってみては如何でしょうか。

もう少し詳しく知りたい方は、宝彩有菜「始めよう。瞑想」(光文社知恵の森文庫)も参考にしてみてください。(こちらもkindleで今すぐ入手できます)

そして・・・

このコロナ危機が治まった暁には、ぜひ実際にお寺で座禅体験をしてみてください。

都内では、

永平寺別院 長谷寺(西麻布)の「月曜参禅会」http://chokokuji.jiin.com/zazen-monday/

香林院(広尾)の「毎朝座禅会」http://kourin-in.com/kd.html

がおすすめですし、福井の永平寺本山の1泊座禅体験も、機会があれば、是非行ってみてください。(福井に行ったら「恐竜博物館」と「ソースカツ丼」もお忘れなく)

では、それまでの間、座禅アプリで心を平らかにして、この危機を乗り切りましょう。

(本稿は、東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「売れる!人気プロ研修講師コンサルタント養成講座」ブログへの投稿を加筆修正したものです)

  

コメントを残す